クラウドクレジットとは
今回はクラウドクレジットの紹介をさせて頂きたいと思います、前回記事の「ソーシャルレンディング界 東京大学の2人 評判は?」でもかんたんに紹介させて頂いた様に、クラウドクレジットの社長は東京大学出身の杉山智行さんです、かんたんに経歴を紹介すると。
2005年
東京大学法学部卒
2005年
大和証券SMBCに入社し、金利、為替の自己勘定取引チームで日本国債等への投資業務に携わる
2008年
ロイズ銀行東京支店に入行し、銀行では資金部長として、支店経営陣に 対してリテール預金の獲得など日本での事業機会について助言を行い、運用子会社の日本における代表および運用責任者として、日本国債および海外社債等での運用を行う
2013年
クラウドクレジット株式会社を設立し、2014年6月より投資型クラウドファンディング・サービス「Crowdcredit」の運営を通じて日本の個人投資家と世界の資金需要者がWin/Winの関係をつくるサポートを行う
クラウドクレジットHPより https://crowdcredit.jp/company/staff/
優秀な方ですね。
クラウドクレジットのメリット
- 伊藤忠出資
- 海外案件に特化
- 比較的高利回り
- 小口分散
- 情報公開は〇
クラウドクレジットのメリットは、まずは信頼できる業者であることですね、伊藤忠が出資しているわけですから、企業として信頼ができます。
また通常では投資する事ができない海外の案件に投資することが可能で、利回りも案件により結構幅はあるのですが10%を超える案件もあります、分散投資先の1つの有力な候補になります。
通常のソーシャルレンディングの案件は1社にのみ融資をする形式が多いのですが、クラウドクレジットの場合、小口の金融会社へ融資する様な形式なので、小口分散が効いてるとも考えれられます、ひらたく言うと武富士やアコムにお金貸す感じです。
情報公開の姿勢については好感がもてます、下記の画面から運用報告から期待リターンマップや満期時運用レポートを確認する事ができます、凄く重要な事ですよね。
クラウドクレジットのデメリット
- 案件のスキームが分かりにくい
- 為替リスク
- 一般的に日本と縁の薄い国が多い
クラウドクレジットは他のソーシャルレンディング業者と毛色が違うため、どうしても案件のスキームが複雑になります、また為替リスクもあるため満期時に円高になるのか円安になるのかなどのリスクがつきまといます、為替リスクを排除した為替ヘッジありの案件もありますが、為替ヘッジありの案件は利回りが低い傾向にあります。
また私もタイのバンコクに5年程住んでいたので、海外には詳しい方だとは思いますが、クラウドクレジットの扱う案件の国は一般的になじみの薄い国ばかりだと思います、もう少し距離的にも近い東南アジアなども含まれたらなと個人的には思います。
まとめ
私ロドスタとしては現在クラウドクレジットには口座開設まではしていますが、投資はまだしたことがないです、信頼できる業者だとは思うので将来的には分散投資もかねて投資するかも知れませんが為替リスクも考えて投資してない状況です。
私ロドスタ個人の要望としては、東洋証券やSBI証券の様に外貨のまま口座にお金を置いておく事ができれば良いと思います、投資する際に円→外貨は仕方ないのですが、戻ってくる際に外貨のまま戻してもらえるなら、そのまま再投資が可能ですし、戻ってきたときに円高であっても、円安になるまで再投資するなどの選択肢が増えるからです。
いろいろ法律面などで難しいのかも知れませんがクラウドクレジットさんも検討して頂きたいですね。
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為替リスクもさることながら、たとえばカメルーンとかいったいどこに位置する国かも知れないようなところにお金を入れる気は、ぜんぜんないですね、私は。
SLは倒産したらもう終わりですが、債券とかは取扱い証券会社が倒産しても、発行体とは関係ありません。
それでも、仕組債等の債権で外国企業が発行体だと躊躇します。
たとえば大和証券、日興証券が発行体であれば、外国証券銀行に比べて格付けが相当低くても、選んでしまいます。
発行体が日本の会社であるというだけで安心してしまいますね。
実際、山一倒産に関連して債券も債務不履行になりかけましたが、結局全額無事返って来たのを横で見ていました。
その当時、発行体がもし外国だったら、なすすべがないなあと思ったものです。もちろん、SLに当たる取扱い証券会社が外国というのはもう論外ですね、私的には。
コメントありがとうございます。
仰る通りですね、私自身も行った事もない国に投資す気にはなれないですね。