海外投資の怖さ あの三井不動産も
先日と言っても結構前ですけど、ある人からの情報で私も5年ほど住んでたバンコクでコンドミニアム(マンション)の物件を顧客に引き渡せないトラブルがあったとの情報を得ました。
ちなみに私も以前書いたようにバンコクでも実物不動産投資をしています。
アシュトンアソーク
バンコクに詳しい方なら、あぁ”あそこ”かぁとなる物件です、物件名はアシュトンアソークです。
BTSアソーク駅とMRTスクンビット駅が交わる場所から歩いてすぐの場所の高級コンドミニアムです、ターミナル21というショッピングセンターのすぐ近くになります。
引き渡しできない理由
なんか法律ありますよね、○○メートル以上の道路に間口が○○メートル以上接してないと、○○階以上の建物建てれない的なの、タイにも当然あります。
緑で囲んだ丸がその問題のコンドミニアム、赤で囲んだ道は狭いので、タイの法律を満たさないので、高層建物建築不可なんです、そこでディベロッパーが考えたのが、Mと書いていある地下鉄の土地の専用使用権を取得して建てる事にして、実際バンコク都の建築許可を取って建てた。
ところが、地下鉄は国営企業で”一民間企業”に専用の使用権を与えるのは公共の利益に反すると周辺住民が訴訟を起こす→使用許可出ない→既に売却してる部屋を引き渡しできない状況。
対岸の火事でもない
多くの方は関係ない国の話されてもと思うでしょうが、この問題のコンドミニアム、天下の三井不動産とアナンダディベロップメントという会社のJVが建てた建物なんですよね。
参照 三井不動産HP http://www.mitsuifudosan.co.jp/global/asia/?id=footer
天下の三井不動産が顧客に物件引き渡せないって…
アナンダの株価も暴落
三井不動産のJVの相棒、アナンダの株価、丸で囲んだ辺りが問題発覚した日ですが、その前もなんか怪しいですね。
三井不動産にもバチがあたったのでしょうか?
参照三井不動産: http://www.mitsuifudosan.co.jp/global/asia/?id=footer
上の写真の緑で囲んでるコンドミニアム、実はそれ私が持ってるコンドミニアムです、もちろん区分所有ですけど、横にそんなの建てられると景観も台無しです。
私が買った時は、周囲にコンドミニアムとかなかったんですが、一気に景色が変わりました。
プールからの景色も台無し。
コンドミニアム売却中
コンドミニアムも売却中です、なかなか売れません、もう売りに出して半年は経過しました、13階なのが良くないそうです、相場より安くしてるんですが…
13は不吉な番号だからと、実際は私の階は12Aって表記なんですけど、駄目なんでしょうか。
エージェントは直ぐに売れる、私たくさん顧客持ってるからと自信満々でしたが、まぁタイ人は出来ないとか言わないですからね…
まとめ
海外投資ってのも、日本では考えられないアクシデントとかありますから、怖いですね天下の三井不動産でもこれですから、まぁ三井不動産の規模から考えたら問題ないのでしょうけど、担当者なり責任者は、相当大変な事になってるんじゃないでしょうか。
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海外にも不動産をお持ちなんですね。売れるといいですね。私は不動産に限らず投資案件で「海外」というだけで相当のリスクプレミアムを頂くことにしてます。たとえば、サムライ債の仕組み債があったとして、その債権の発行体がバークレーと大和証券だっとします。利率等の条件が少しぐらい大和の方が悪くても、迷わず大和を選びます。信用格付けが大和の方が相当低いにもかかわらずです。
もちろん理由は、海外ではこちらが想像もできない不測の事態が起こるかもですし、なにかあったら、対処するためのハードルは相当高くなるためです。
コメントありがとうございます。
仰る通りですね、私も海外口座等はかなり持ってますが
そろそろ手仕舞い考えてます。
私の場合、死んだ時とか誰も対応できないですしね。
まだ終活には早いお歳だとは思いますが、ネットで取引してる限り、ネット以外では何も連絡が来ない場合もありますよね。
今後そういうわからなくなってしまった金融資産が、最終的に証券会社、SL会社等の金融仲介会社に残ったままになってしまうものが増えてくるでしょう。持ち主のわからない空き家問題のように。ただ、金融資産の場合は最終的に相続人が損するだけですが。