SBIソーシャルレンディングで遅延発生!
SBIソーシャルレンディングで遅延発生です、遅延発生した案件は「カンボジア技能実習生支援ローンファンド」です。
カンボジア技能実習生支援ローンファンドとは
「ファイナンシャルリターン」より「ソーシャルリターン」
貧困から抜け出すためにお金を払う?
本ファンドは、出光クレジットの子会社で、カンボジアにおいて融資事業を行っている出光セゾンマイクロファイナンス(カンボジア)有限会社(以下「出光SMF」といいます。)との協業ファンドです。投資家の皆様よりご出資いただいた資金により、カンボジアの未来を担う人々が、「より豊かな生活を送るための機会を得る」という「ソーシャルリターン」の創造を目的とします。
また本ファンドは、カンボジア国籍の技能実習生に対する貸付という性質上、担保権の設定や第三者の保証は受けられません。したがって、延滞やデフォルトが発生した場合などにおいては、担保等で全額回収できる可能性は他のファンドに比べて低いと考えられるため、リスク・リターンの双方が高いファンドとなっています。
https://www.sbi-sociallending.jp/pages/skill_training_fund_3
ターンオーバーに注意
こちらのカンボジア技能実習生支援ローンファンドは現時点で申し込み金額が1億32百万円となっています、これに対し貸付金額はカンボジア人が申し込んできた金額なので実質殆どの人が貸付実行まで至らないです。
つまり資金を遊ばせている状態です。
カンボジア技能実習生 延滞状況
累計出資金額 13,060,000円に対して延滞中の貸付元本1,008,701円ですから結構な延滞率ですよね。
そもそもカンボジアとは
私ロドスタ、バンコクに住んでいた時はバイクに乗って国境を越えカンボジア行きました、アンコールワットを見て、まぁ凄いなと思いましたね。
日本から見ると、タイもカンボジアも似たような国と思っている方も多いかも知れませんが、タイとカンボジアではかなり差が開いています、タイの方がかなり進んでいます。
清貧なんて幻想
私ロドスタ、日本とタイで消費者金融業務に携わりました、そこから得た経験として、日本だとなぜか清貧なんて言葉で貧乏な人が変に美化されますけど、統計的に考えて貧しい人の方が変な人多い、これは古今東西の真理でしょう。
なぜか日本だと、お金持ちは薄情で友達思いじゃないとか、なにか悪い事してるんじゃないかと言った目で見られます、逆に貧乏な人は友達思いで性格が良いといった風潮さえありますが、そういう考えは幻想です。
もちろん例外はいくらでもあるし、あくまで傾向の話ですけど、タイと日本と比べたら、そりゃタイ人の方が圧倒的にルーズですよ、金銭的にも勿論そうです、それがカンボジアとかになると当然それよりもルーズでしょうね。
衣食足りて礼節を知るといいますが、まさにその通りです。
まとめ
クラウドクレジットの個人向けローンもそうですし、SBIソーシャルレンディングのこのカンボジア技能実習生のローンもそうですが、やはり個人向けのローンはかなりのリスクを抱えてると考えていいでしょう。
日本とタイの二か国でコンシューマーファイナンスに携わった私ロドスタの経験から言って、そもそも国によってクレジットカードの普及率、質屋、銀行のローンがどうなっているか等かなり違いがあります、当然法律も違います、そういった各国の事情を知った上でP2Pレンディングがどういう位置づけなのか理解できて投資してるのか非常に疑問です。
もちろん社会貢献とか、マイクロファイナンスに社会貢献性の意義を見出して自分のお金を投じたいというなら、個人の自由だからそれは良いですけど、純粋に投資として見るなら私なら投資しないですね。
そう考えると、SBIソーシャルレンディングの案件説明文「ファイナンシャルリターン」より「ソーシャルリターン」は適切な説明文ですね。
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お疲れ様です。
カンボジア案件は余り見ていなかったのですが、クラウドクレジットみたいに現地のサービサー等を介して間接的に投資するようなスキームなのかなと思いこんでたのですが、出光は現地でUSドルを払い出してるだけで、SBISLが直接的に貸付・集金業務を行うようなスキームになってて、かなりビックリしました。
2017年10月実行分の延滞ですが、借手2名の内の1名が1回目の返済もできずに飛んじゃってますね。
改めてスキーム図を見ると、SBISLが技能実習生の融資審査を直接行っている様に見えるのですが、与信調査の体制はどうなっていたのか、今回の件で相当な不安を感じております。
仰る通りですね、SBIソーシャルレンディングもこのカンボジアファンド始めて信用失うだけで、あまりメリットない気がしますね。
初回から返さないのは、私の経験上かなり危険ですね、俗にいう新規一発とかって言うんですけど、相当酷いですよ。