maneo(マネオ)は株式上場をめざすのか?
先日LCレンディング社長 山中健司氏のブログを読んでいたら、記事ではないのですがコメント欄で面白いやりとりがあったので紹介させて頂きます。
山中健司社長の「融資型クラウドファンディング「LCレンディング」社長のblog」の2017年10月23日の記事のコメント欄です。
1. 読者
2017年10月24日 11:21先日初めてブログを拝見させていただいた者です。
過去記事を順繰りに遡っていくうちに、気づけば最初の記事までコメント欄含め、全て読んでおりました。
ソーシャルレンディングに関することのみならず、一般的な不動産売買スキーム、リート業界、NSCの動向等、幅広い知識を得られて非常に勉強になりました。
誠にありがとうございます。一件、質問がございます。
2017年05月30日の記事
(http://blog.livedoor.jp/lclending/archives/22185844.html)
のコメント欄にて、>maneoが上場するという噂があるのですか。
>上場のサイズは満たしているでしょうが、その選択肢は取らないと思います、個人的には。と仰っていますが、こちらのお考えは現在も変わっておられないでしょうか。
立場上お答えにくいことでしょうが、もし差し支えなければ、maneoが上場をよしとしない(とお思いになる)理由を示唆いただければ幸いです。2. lclending
2017年10月24日 13:23
コメントありがとうございます。
maneoの上場に関して、現在も考えは変わっておりません。
以下、私は単なる部外者ですので推測に過ぎませんが、上場することのメリット・デメリットを比較した場合にメリットの方が少ないと思うからです。◆上場メリット
①資本市場からの資金調達については、上場せずとも潤沢に調達が可能であること
②社会的信用については、すでに圧倒的な業界シェアがあること◆上場デメリット
①上場コストがかかること
②機動的な経営がやりにくくなることを照らし合わせた場合、上場することのメリットは少ないと考えるのが自然ではないかと思います。
カネのため(=創業者利益を確定させる)に上場をゴールとする企業が多くありますので、そうした視点は除いたうえでの比較になりますが。3. 読者
2017年10月24日 20:42
ご回答ありがとうございます。
御社に投資した理由の一つがグループの財務諸表や会計監査等への信頼感であったので、maneoもより一層投資家を集めるには上場が選択肢にあるかと考えておりました。
しかし、そもそも業界シェアが圧倒的だとデメリットが妙味を上回るのですね。
個人的には少し残念ではありますが、ご見解によく納得いたしました。 今後もブログ更新を楽しみにしております。
改めてありがとうございました。貼り付け元 <http://blog.livedoor.jp/lclending/archives/26419764.html#comments>
山中社長も部外者の推測と前置きした上でのコメントですが、興味深い内容ですね。
ロドスタの以前予測
私ロドスタは、maneo(マネオ)はご存知の様に複数のベンチャーキャピタルの支援を受けているので、てっきり上場を目指しているものと思っていましたが、そうではないのかも知れませんね。
以前の記事「【読書感想文】maneo(マネオ)社長 瀧本憲治氏の著作」にも書いた様に、maneo(マネオ)の社長、瀧本憲治氏の著作「セカンドマネーを創りなさい!」を読んだのですが、その5章の208Pにも株式市場のあり方も問われているとして以下の様な例を出して株式市場にも否定的なことを書かれていました。
瀧本氏の友人である上場企業の社長に話を聞いた所、上場して5億円の増資をしたそうですが、上場の維持にかかるコストを聞いたところ、年間に5,000万円はかかるとのこと。
参照 瀧本憲治氏:セカンドマネーを創りなさい!
まとめ
私ロドスタ個人としては、上場するメリットとしてmaneo(マネオ)の会社としての信用度が上がり投資家を集めやすくなると思いますし、それより重要なこととして良質な借手が増える可能性が高いと思うのですが…
私のマネオは上場すると言う読みは間違ってるのかもしれません。
投資家としてはmaneo(マネオ)が上場するしないに関わらず、キチンと投資家に利益を還元してくれたらいいので、重要な問題ではないかも知れません、また上場するしないの判断はその時、その時の時勢もありますし、maneo(マネオ)も先例であるオーナズブックの親会社ロードスターキャピタルの上場の影響を見て判断するのが賢い手かも知れません。
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ロドスタさんのブログをいつも面白く読んでいるのですが、ちょっと驚きました。
私のコメントを取り上げてくださってありがとうございます(笑)
maneoには上場してもらったほうが安心感があるのですが、その分コストがかかって利率が下がるよ、ということなら仕方ないなと思っています。
ただ、山中社長の言う非上場会社による「機動的な経営」の中身はまだ正確にはわかっておりません。
株主配当に資金を回す必要がある云々は上場コストに含まれそうですし……。
ロドスタさんはおわかりですか?
推測になりますが
1.上場すると株主の意見に耳を貸さないといけない。
2.maneo(マネオ)は関連会社も多く、上場することにより関連会社にも監視が入る。
実際マネオとUBIの関連とか、色々なしがらみがあるのかも知れませんね、瀧本社長も創業者という訳ではないので、完全なワンマンという訳でもないでしょうし。
上場するデメリットの方が大きいのかも知れません。
コメント使わせて頂きました、ありがとうございます。
ほとんど意味ない残高ランク順に新株を割り当てるとかやったら、ものすごい人気出るね。
コメントありがとうございます。
面白いアイデアですね。