ソーシャルレンディングの基本 メリット・デメリット

ソーシャルレンディングのお金の流れ

  1. 中小企業がソーシャルレンディング業者にお金を貸して欲しいと申し込みます。
  2. ソーシャルレンディング業者は申し込んできた中小企業にお金を貸しても大丈夫か審査をする。
  3. ソーシャルレンディング業者は審査を実施し、審査に通ればネットで資金を募集します。
  4. 我々投資家が投資をします。
  5. ソーシャルレンディング業者は集めたお金を申し込んできた中小企業に貸し付けを実行。
  6. お金を借りた中小企業はソーシャルレンディング業者に返済。
  7. ソーシャルレンディング業者は投資家にお金を分配金という形で振り込む。

以上が、かんたんな流れになります。

 

ソーシャルレンディング業者の儲け

ソーシャルレンディング業者はどうやって儲けるの?

当然そんな疑問をみなさん抱かれると思いますが、例えばソーシャルレンディング業者は中小企業に10%でお金を融資します、その際ソーシャルレンディング業者は8%でネット上で資金を集めます、その差2%がソーシャルレンディング業者の儲けになります。

 

ソーシャルレンディング メリット・デメリット

ソーシャルレンディングのメリット

  • 高い利回り 銀行定期預金と比較して高い利回り4%~10%超えも。
  • 手間いらず 株やFXと違い値動きがないので投資をしたら、後は待つだけ。
  • 少額投資可能が可能 資金面で個人では投資が難しい案件にも投資可能。 例)東京都心の土地やビルにも投資可能。
  • かんたんお手軽 口座開設をして資金を移動させて後は投資するだけ、実物不動産投資だと色々大変です。
  • 複利効果 分配金を再度投資する事で複利効果を用いて投資可能。(ある程度の投資額は必要)

株式投資やFXの様に大きく稼ぐ事は難しいですが、時間を味方につけてコツコツとお金を増やしたい方向きの投資方法です。

ソーシャルレンディングのデメリット

  • 元本の保証はない 投資商品ですので元本が毀損するリスクはあります。
  • 途中解約、途中換金はできない 満期もしくは借り入れ人が早期償還しない限り途中換金できません。
  • 運営者リスク ソーシャルレンディング業者そのものが破綻した場合、我々投資家が不測の損害を被る可能性がある。
  • 融資先情報が詳細ではない 貸金業法の関連から投資家は融資先の情報の詳細までは分からない。

株式投資だとどこの会社で口座開いても、同じ物に投資するのでザックリ言えばどこの証券会社に口座開いても同じですがソーシャルレンディングの場合はどこの会社に口座開くかは非常に重要です、運営者リスクを避けるためにも、ソーシャルレンディング業者はよく調べましょう。

運営企業の調べ方

  • 上場企業と関連がある 例)LCレンディングの親会社はJASDAQ市場上場のLCホールディングスです、OwnersBookを運営するロードスターキャピタルは東証マザーズ上場企業です。
  • 出資者が信頼できる 例)クラウドクレジットは伊藤忠の出資を受けている、maneoの出資者にGMOクリックホールディングス株式会社、SMBCベンチャーキャピタルが名を連ねてる。
  • 過去の実績年数や返済の実績を確認する ソーシャルレンディング業界はまだまだ黎明期なので歴史はまだ浅いですが、その中でも歴史のある会社を選ぶ。
  • 代表者の名前をgoogleにて検索 地味ですがこれで回避できるリスクはあります、お金も掛からないですし調べてみましょう。