ソーシャルレンディングとパチンコ
私ロドスタは20年程前のFランク大学時代にパチンコ屋で4年間バイトしてました、ある意味大学生活のかなりの部分を捧げたと言っても過言ではないです、地方で他にバイトもあまりなかったし、時給も良かったんでバイトしてたんですが、当時のパチンコ屋さんは元気ありましたね、私もマイクパフォーマンスなんかもしたもんです。
「さぁ1番台、2番台、3番台 ラッキーナンバー7番台は当たり前、昇りに昇りに昇りましてラストナンバー532番台まで、本日も全機種、全台 オール開放 大開放」
なんてマイクパフォーマンスを一生懸命やったもんです。
今はマイクパフォーマンスは禁止されてるそうですね、寂しいもんですがこれも規制の一環でしょうね。
ソーシャルレンディングのブログでなんでパチンコの話をするかと言うと、ソーシャルレンディング業者の中には主にパチンコ屋さんに貸し付けをしてる会社もあります、今で言うとクラウドリースさんがそうです、maneoさんも昔はパチンコ案件たくさんありましたが最近はあまり見ないです、ここでパチンコ屋さんに貸すメリット・デメリットを考えてみました。
パチンコ屋案件のメリット
- 高利率 利率は良いです、だいたい10%位で募集してます。
- 現金商売 パチンコ屋さんは現金商売ですから、借金の返済はしやすい業種です。
- 健全な資金需要 短期的な資金需要が発生する、銀行さんが嫌がる短期資金の需要がある。
- 中古市場 パチンコ台の中古市場があり、パチンコ台その物の担保価値がある。
- 保全 クラウドリースさんの案件では約束手形を徴収してる案件もある。
パチンコ屋案件のデメリット
- 当局の規制 2018年2月からは5万円規制と言われる新たな規制が始まる。
- 担保価値 地方の郊外型店舗の土地建物の担保価値は疑問。
- 風評 このご時世とにかく風当たりが強い。
- 人気低下 パチンコ人口の減少。
- 分散投資 借りてるメンバーがだいたい同じメンバーが多く、分散投資が難しい。
上記がパチンコ案件のメリット・デメリットになります。
私ロドスタのスタンスとしては、過去にmaneoさんで募集してる案件やmaneoさんを通してクラウドリースのパチンコ案件に投資した事はありますが、あまり積極的には投資してないのが現状です。
現状ではみんなのクレジットの特殊事例除けば、各ソーシャルレンディング業者は貸し倒れもなくキチンと投資家に分配金を分配してますが、やはり貸付先の倒産を見据えた投資は必要だと思います。
私は現在パチンコはしませんが、パチンコ屋に偏見はないです、むしろ過去にアルバイトとはいえ働いた経験もあるので親近感ありますが、純粋に投資として見た時には疑問です、パチンコ屋さんでも担保が大きな駅の駅前一等地とかならいいですけど、そうでなければ担保価値は疑問だし、パチンコ屋跡地の流動性も懸念します。
みなさんも地方の郊外で荒れ果てたパチンコ屋跡地の光景みたことないですか?
パチンコ案件を見るとあの光景が目に浮かぶんですよね、担保物件もどこにあるか分からないので現時点では距離を置いています。
以上はあくまで私のスタンスです、ソーシャルレンディングではまだパチンコ案件で貸し倒れ案件はありませんし、なんやかんやで根強い人気があるのも確かです、また利率も良いので10%以上の利率を求めるならパチンコ案件は有力候補になると思います、私も現時点では距離を置いてますがポートフォリオの一部にパチンコ案件組み入れる事も検討しています。
これからソーシャルレンディングに投資する、もしくは既に投資しているのであればご自身でパチンコ案件のメリット、デメリットをキチンと天秤にかけて、ある程度はご自身の投資スタンスを決めて置くことをお勧め致します。
以下に業者側の意見ですが参考になる資料を貼っておきます。
クラウドリースさんの武谷社長のインタビューです。
クラウドリースさんのオフィシャルブログですパチンコ台の中古市場について書かれてます。
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