資産家たちはなぜ今、テキサスを買い始めたのか?
今回の記事はガイアファンディングの代表取締役 倉石灯(Akari “Luke” Kuraishi)さんと、アメリカンファンディングの代表角内創(Hajime Kakuuchi)さんの共著である「資産家たちはなぜ今、テキサスを買い始めたのか?」の読書感想文です。
ちなみにガイアファンディングは代表取締役は2名居らっしゃいます、台湾人のケルビン・チウ氏と倉石灯氏の2名体制です。
著者の経歴
まずは著者2人の経歴を見てみましょう、ガイアファンディングのホームページとアメリカンファンディングのホームページからそれぞれ引用させて頂きました。
倉石灯氏
長野県出身。防衛大学校管理学部卒業。米国ダラス大学経営大学院卒業(MBA取得)。1987年、米国三井不動産販売株式会社にマネージャーとして入社、主に米国商業不動産の小口化商品を日本の投資家向けに販売。案件の評価・取得・開発・ファイナンス・管理業務に関わり、会社として総額約200億ドル分の不動産を証券化。また、米国最高峰の認定不動産投資顧問資格CCIMを取得する。1998年 同社バイスプレジデントを経て退職後、日米間で小口化手法を使った様々な事業を展開。株式会社カナヤマコーポレーション(不動産・建設および第二種金融商品取引業)など、日米で十数社の取締役を務める。現在は米国を主な拠点とし、米国法人GAIA Asset Management Inc.代表として、トヨタ自動車米国本社機能が移転するテキサス州プレイノ市近郊の居住用不動産の取得や管理および販売を手掛ける。米国にて非営利団体数社の理事を務め、カリフォルニア州オレンジ郡日系協会より功労賞受賞。
角内 創
略歴:
アメリカンファンディング株式会社 代表取締役
角内 創(Kakuuchi, Hajime)
111 Capital, Inc.(FudosanBanker.com) 代表Real Estate Broker, EA
米国カリフォルニア州公認不動産取引主任者
米国税理士
米国及びカリフォルニア州公認貸金業免許(NMLS)保持者
全米不動産協会(National Association of Realtors)公認会員
全米ブローカープライスオピニオンプロフェッショナルズ協会(National Association of Broker Price Opinion Professionals (NABPO)公認会員
「資産家たちはなぜ今、テキサスを買い始めたのか?」の構成
はじめに
第1章 テキサスの概観
第2章 テキサスの不動産は魅力的な投資対象
第3章 テキサスへ進出を始めた日本企業
第4章 アメリカの不動産市場の今後
第5章 アメリカ不動産投資の現場
第6章 不動産の小口化投資
著者紹介
あとがき
上記の様な構成になっています。
本の結論
「資産家たちはなぜ今、テキサスを買い始めたのか?」はいわゆる結論先出しの見本のような本でして、はじめにの1行目にこう結論が書かれてます
本書の結論はこうです
- アメリカはこれから良い。
- そのアメリカの中でも、テキサス州が特に良い。
- なぜならテキサスは①人口が増え続けることが確実で②土地が安く、家が安い
- テキサス州は州税がない(州レベルの法人所得税がない)ので全米の優良企業が本社をテキサスに移し始めている。
- 雇用が増える。家が安い。気候も温暖。全米へのアクセスも良い。理想的なのです。
- 高速道路や新幹線などのインフラ投資も旺盛で、言わばアメリカの新興地域です。
- アジアなどの新興国は、法律面が未整備で不安だけど、アメリカの新興地域であるテキサスは買いです。
- 何と言っても、シェールガス・オイルの地下資源が豊富です。
- 現に、目ざといお金持ちたちは、既にテキサスへの投資を始めています。
上記を6章からなる本文で説明してる形となっています、本当にはじめにの結論が重要であり、本文ではそれを説明補足する形です。
本の中でも書かれていますが、北米トヨタがテキサス州プレノイに本社を移すそうで、テキサスが熱いのは確かなのでしょう。
ロドスタ着目点
私が着目したのは、著者紹介のページですね、倉石 灯代表取締役の自己紹介の様なページがP171からP182ページまであるのですが、そこに着目しました、正直な所、倉石氏の経歴などを見て、私ロドスタがちょっと不信に感じてたのが、防衛大学から自衛隊以外の道を歩まれた点です、もちろん人の自由ですが、まぁ私がそれを見て投資するしないの判断材料にするのも自由なので書かせて頂きます。
この著者紹介のページによると、防衛大学卒業後、一度は陸上自衛隊に入られて、どれだけ働いたかの期間は分からないのですが、その後退職しアメリカの大学院に進学されたそうです、本には自衛官をやめることの苦悩やその挙句に酒を大量に飲みすぎたことなどが書かれていました、また東日本大震災の時には、被災地にて予備自衛官として被災地のためにどうしても役にたちたいと思ったそうです、しかし年齢の資格要件を満たすことができず、それは叶わなかったそうですが、代わりにチャリティーイベントを企画して、収益金やラップトップパソコンを被災地に送ったそうです。
私ロドスタの防衛大学卒業→自衛隊以外なのでちょっと信用できないなと言う見立ては見当違いだったなと、この「資産家たちはなぜ今、テキサスを買い始めたのか?」を読んで感じました。
ちなみに倉石灯氏は防衛大学時代、あの東郷平八郎氏のお孫さん、宮城県知事村井 嘉浩氏と同期生だったそうです。
まとめ
ガイアファンディングは利回りも良いですし、案件自体わるくはないと思います、また以前動画で見たのですが、既にソーシャルレンディング事業も黒字です、この点も大きなメリットの1つですね。
アメリカンファンディングは現時点で財務情報の公開はなし。
今までどうしても「サブプライムローン」やリーマンショックが頭をよぎり投資してきませんでしたが(maneo(マネオ)を通じて投資したことはあり)、この「資産家たちはなぜ今、テキサスを買い始めたのか?」を読んで分散投資先の1つとして検討価値はあるなと私ロドスタは感じました。
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