元武富士支店長の視点で見るフィンテック
今回はちょっと趣向を変えてフィンテックについて記事にしてみたいと思います。
以前ツイッターでフォローさせて頂いてる方がこんな記事をシェアされていらっしゃいました。
中国社会で活用が進む信用スコアは日本社会でも普及するのか?
詳細はリンク先「中国社会で活用が進む信用スコアは日本社会でも普及するのか?」で確認して頂くとしてポイントを要約すると。
- 中国では信用スコア制度が政府主導で進められている。
- 電子決済の決済情報を利用し与信管理を行う
- 「芝麻信用」は既に5億2,000万人のユーザーがいる
- 芝麻信用のスコアによって、その人が社会的な恩恵を受けられるか、もしくは制約を受けるかが決まってくる
- スコアを上げる詐欺サービスの問題もある。
- 日本での展開は統一されたプラットフォームがないので難しい。
以上が要点になります。
日本だと3つの信用情報機関があります。
・(株)日本信用情報機構(JICC) 消費者金融や信販会社
・(株)シー・アイ・シー(CIC) クレジットカード会社や消費者金融
・ 全国銀行個人信用情報センター 銀行と銀行系カード
ざっくり言うと、3社の信用情報機関では延滞などの事項情報を共有したりします。
参照 日本信用情報機構:https://www.jicc.co.jp/whats/about_06/index.html
信用情報機関をまたぐと長期延滞などのいわゆる事故情報しか、各貸金業者は知る事ができないのです。
ざっくり、貸金業者の視点で言うと、初めて消費者金融を利用する顧客の事はクレジットカードや銀行で事故があれば、知る事は出来ますが、それ以外のケースなら顧客の事を知る事が出来ないです。
またスコア(点数)の様なものは出ないです。
元武富士店長ロドスタの視点から
ハッキング等で不正が出来ない前提であれば、結論から言うと、貸金業の与信において、中国の信用スコア制度は上手く行くでしょう。
つまるところ、人間、特に債務者なんて平気で嘘つきます、本当に呼吸をする様に嘘つく人も居ます、当の本人も自分が本当の事を言ってるのか、嘘を言っているのかもう区別ついてないでしょう、赤の他人が完全に嘘を見破るのは不可能です。
就職活動時
就職活動の時にも居ませんでしたか?「目を見たら全部分かる」とか言う面接官、そんな訳ないですよね、目を見たら全部分かる面接官を抱えてる企業でも不祥事起きてますよね。
そもそも「目を見て全部分かる」なら最高裁判所の長官にでもなってくれた方がよっぽど世の為です。
仮に本当に人を見る目が確かな人が居たとしても、会社組織として”属人化”は避けないといけないです。
いわゆる職人芸と言う様なもの、〇〇さんだからできる事なんてのは、組織として不要です。
取引履歴は嘘つかない
だけど取引履歴は嘘つかないです、どこどこで〇〇を買った、そんな決済情報が何年分もビッグデータとしてあれば、与信・審査に上手に利用できますよね、もちろん人間が判断すると言うよりかAIの登場になると思いますが、非常に魅力的ですし有効でしょう。
私も昔現場で債権管理してた時なんかは取引履歴は重要視してましたね。
まとめ
突き詰めて言えば、物事はすべて確率ですから、ただその確率を出すためにも、その人のデーターが必要になります、そのデータを取得する仕組みが中国ではあるが、日本ではない、この点は中国の方が進んでいると言わざるを得ません。
賛否両論あると思いますが、中国の様な一党独裁の国の方が意思決定、実行力はどうしても民主主義国家より上ですね。
ただ本当に信用スコアが社会一般的に普及すると、男選びも信用スコア頼みなんて女性も出現するでしょうね、私の彼氏のスコア90とか、なんでもスコアで選ぶ女性も出てくるでしょうし、色んな面でスコアばかりだと活き難い社会なのかも知れません。
デメリットも多いでしょうが、それを超えるメリットもあるだろうと私ロドスタは予測します。
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