分散投資について
最初に結論から書きますが、分散投資は大切です、卵は１つの篭に盛るなとの投資格言を今さら持ち出す必要もないと思いますが、分散投資は大切です。
それを否定するつもりは全くありませんが、私が今回主張したいのは”手段と目的を履き違えてはいけない”と言うことです。
ソーシャルレンディング投資に置いて目的は安定的に資金を増やしたいからですよね、分散投資する事が目的ではないです。
具体例をだしましょう100万円を投資するとして
東京都中央区の土地ビル 利回り5% 担保掛け目80%
ド田舎県ド田舎郡 利回り5% 担保掛け目80%
上記の2件、分散する必要ありますか？私は分散する意味ないと考えます、東京都中央区のビルに100万投資するのが正解だと思います。
３つの理由
もちろん実際はこんな単純ではないですが、いたずらに投資先を増やす事には慎重であるべきだと思います、理由は３点あります。
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運営者リスク
現状ソーシャルレンディングの業者数増えて来ましたが、正直な所ポンジスキームを疑う様な会社、過去に金融庁が処分した会社など玉石混交なのが現状だと思います、みんなのクレジットの件は他山の石とせず今後の教訓にすべきです、ソーシャルレンディングには運営者リスクがある事を肝に銘ずるべきです、怪しい会社は完全に避けた方がいいと私は考えます。
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物件の流動性
同じ担保掛け目でも田舎なんかはそもそも不動産が簡単に売れたりしません、売買そのものが成立しにくいです、流動性がないと言うことです。
- 自信があるなら行こう
自分が行けると思ったら、行くべき時には行くべきと私は考えます、おいしい案件はあると思います。
私はマネオの不動産担保付きローンファンド514号に1人で405万円投資しました、投資の決め手は担保順位１位、担保掛目31％、利回り６％だったからです、私ロドスタが武富士以外の消費者金融に勤めていた頃に個人向けの不動産担保ローン少し担当しましたけど担保掛目70％とかでしたよ、田舎とはいえここまでゆとりがあれば保全は取れてると判断し投資しました。
400万円とかならどこかから都合つけるだろうし、万が一があっても家族の援助とかもあるだろうし、それもなければ競売で回収可能でしょうし、まぁ詳細はどうしても分からないので推測になりますけど、行く時は行きましょう！
マネオの案件 クリックすると大きくなります
参考：https://www.maneo.jp/apl/fund/detail?fund_id=1918
ソーシャルレンディング投資における分散投資の限界
ソーシャルレンディングは多くの業者が日本国内の不動産を担保にとって融資をしているというスキームなので、日本の不動産市況が悪化した場合は分散投資の意味があまりないと私ロドスタは考えてます、ただしクラウドクレジットは海外専門なので例外です、ソーシャルレンディングの中で分散投資を行うのであればクラウドクレジットの案件に投資するのは有効な手段の1つだと思います。
ソーシャルレンディングを専門に扱うブログでこんな事書くのもアレなんですけど、世の中投資先はソーシャルレンディング以外にも沢山あります、今の時代海外の株の個別銘柄を買うのも簡単ですし。
もちろん私ロドスタもソーシャルレンディングへの投資が有望だと思ってるから7,500万円突っ込んでるんですが、他の投資を全否定してる訳じゃないです、株式投資には株式投資の良さ、商品投資には商品投資の良さ、現物不動産投資には現物不動産投資の良さが当然あると思います、現時点ではソーシャルレンディングへの投資は国内現物不動産投資には勝ってると私ロドスタは判断してます、そう判断してるから7,500万円投資してます。
まとめ
分散投資は大事だが目的と手段が入れ替わってないか？
運営者リスクを最大限減らす策を講じてるか？
以上を自問自答しながらソーシャルレンディングに向き合う事をお勧めします。
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