俺の投資スタンス

Jレンディングから学ぶ ソーシャルレンディングの事業者リスク

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J lendingから学ぶ

J lending(ジェイレンディング)というソーシャルレンディング業者をご存知でしょうか?

 

J.LENDINGとは、JALCOホールディングス株式会社(東証JASDAQ:6625)の子会社であるジャルコが運営するソーシャルレンディング業者です、第一号案件の募集開始が2015年12月11日です。

 

1口50万円からなので投資のハードルは結構高いです、そのJ lendingは今まで募集した案件は以下の4件のみです、案件は全てパチンコ案件です。

 

 

2017年9月に募集掛けた時は、私ロドスタもまだやってるんだと思いました、現在は事実上開店休業状態と言って良いでしょう。

 

JALCOホールディングスのIRに”ソーシャルレンディングサービス開始に関するお知らせ“から一部抜粋すると。

 

全国的かつ継続的に発生しているパチンコホールの資金調達ニーズに対して、当社グループの資金調達力が追い付かず、相手先の信用力、安全性、収益性とも問題がないと考えられる案件に関しても、対応できないケースが発生しております。  

中略    

当社は、ソーシャルレンディングサービスを開始するにあたりまして、投資家に対する利回りが、他の事業者による案件と比較して低利回りになるとしても、信用力が高い事業者を対象として、低金利での貸付を行うことにより、より安全性が高い案件を安定的に供給することを志向しております。その上で、1案件当たりのロットを高額化することにより、特に、投資経験の長い富裕層である個人投資家の投資ニーズを汲み上げていきたいと考えております。

 

要約すると、パチンコ屋向けに貸金業をはじめたが自社だけでは資金調達が追い付かないのでソーシャルレンディング事業を始めた、他事業者と比較して低利回りでも信用能力が高い事業者に貸すことでカバーする。

上記の様なことになると思います。

 

ソーシャルレンディング事業は旨味がない?

私ロドスタも当然、何故J lendingが開店休業状態なのか真実は分かりませんが、以前の記事「ソーシャルレンディングのデメリット 元武富士店長の視点から」でも述べたように、少ない利ざやがネックになって事実上撤退、開店休業状態なのではと私ロドスタは推測します。

 

事業者取り分が2%などでは100億円融資しても利益は2億円です、非常に利ざやが少ないと言わざるをえません、自社で貸付できるなら自社で貸し付けた方が得と考えたのではないでしょうか?

 

ジャルコの判断  

親会社ジャルコの判断は立派でしょうね、キチンと投資家に迷惑かけずに開店休業状態ですから、変にソーシャルレンディング事業に固執して、赤字を続け倒産して個人投資家に迷惑かける方が大問題ですからね。

 

まぁある意味本業があるから、適切な経営判断が出来るのでしょう、単独事業者にその判断ができるでしょうか?

 

まとめ

真面目な話、”コケ方”ってのも大事ですよね、駄目になるにしてもキチンと”コケる”、投資家に迷惑掛けずに、筋道を通す”コケ方”をすることが最も大事ですよね。

 

ソーシャルレンディングではいわゆる信託保全はない訳ですから、事業者が倒産などした場合、我々投資家の資金が毀損する恐れがありますので、ソーシャルレンディング事業者も変に突っ走らないで欲しいですね。

 

結論としては、何度も同じことを書くようですが、ソーシャルレンディングは事業者選びが最も大切ですね。

 

20180214更新

※2018年2月9日にも第五号案件の募集が開始されていました。

 

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