ラッキーバンクに電話してみた
前回記事「【速報】ラッキーバンクに証券取引等監視委員会が勧告」で証券取引等監視委員会がラッキーバンクに勧告を出した事を記事にしました、正確には証券取引等監視委員会が内閣総理大臣及び金融庁長官に対して、ラッキーバンクに行政処分を行うよう勧告した、が正しいです。
2018年2月20日現在は、証券取引等監視委員会が金融庁に行政処分を行うよう勧告→金融庁から何らかの行政処分がされる予定ですので、まだ現時点では金融庁からの処分内容は分からない状態です。
電話してみた
私自身も1,000万円程投資中なので、電話で問い合わせてみました。
電話は意外と直ぐに繋がりました、全然つながらないのかと危惧していましたが、あっさりと繋がりました。
結論から言うと、金融庁の処分決定後、会社から説明するので待ってくれというのが大前提としてありますが、それなりに色々と話は聞けました。
S口さん(男性)とT中さんに色々伺いました。
今後返済できないという事態はあるのか?
現時点では今回の件が原因で返済不能になる事はない、2月28日返済分も既に不動産売却に成功し元金も確保している、中には早期償還もあるとの事、3月分配は問題なく行える。
2018年2/22 21:00加筆 より正確に書くと
売却に成功した早期償還も含まれている。
債権売却などの可能性は?
考えていない、自分たちで宅建業の資格もあるので売却先を探すことも可能。
担保評価について
私も知識不足だったのですが、対外的に公表して良い不動産価格は不動産鑑定士が作った、簡易的なモノではなく不動産鑑定士が作った正式な不動産鑑定書であり、金融機関が利用する不動産査定サービスなどの情報は社内資料で使う分には問題ないが、対外的に公表するのは国土交通省のガイドラインに違反するそうです。
2018年2/22 21:00加筆 より正確に書くと
国土交通省ガイドラインに沿った不動産鑑定書と、
当社が扱った不動産価格調査が誤認されてしまう恐れがある掲載を行った。
ただ自分たちで好き勝手に担保の価値を作ったわけではないとは仰っていました。
事実として過去の査定サービスでは上は120%、下は70%で売却している実績がある。
つまり担保の査定には問題ないが、書面を公表したことが投資家の誤解を招くと指摘をされた。
参照:https://www.lucky-bank.jp/fund/detail?id=247
X社が返済困難であった事を知っていたのか?
不動産取引の場合、申込と実際の決済に時間が掛かるケースが多いが、申込があった時点で売掛金とすべき所を売上に計上していた、その点を金融庁から指摘頂いたとの事。
証券取引等監視委員会から指摘された様にX社の会議には出席していた、その際にプロジェクトを延期するケースもあったが、相場環境などから返済可能・延期妥当と判断していたが、その際にリファイナンスを行っていた点を問題視された。
リファイナンスは先に返済なのか?返済後に貸付なのか?
同日との回答でした。
今後も事業を継続するのか?
今後も事業を継続するとの事。
X社の財務情報の開示は?
自主規制団体などとも相談し検討していく。
金融庁の処分内容は?
金融庁から公表するものであり、我々から公表するものではない、今後の金融庁の発表を待って欲しい。
ラッキーバンクの肩持つわけじゃないが、これが違反なら他社も違反してないか?
そういう言葉を頂けるのは大変有り難いが、他社の事を言う立場ではない。
まとめ
関東財務局から処分が公表された後に正式に詳細を説明させて頂くとの事ですが、色々と疑問点にも答えてくれました、また電話に出られた方の知識や対応も満足の行くものでした。
私自身も全く心配してないと言えば嘘になりますが、そこまでは心配してません、なぜなら東京の一等地に第一順位で抵当権があるわけですから、しかも担保価値自体に問題がある訳ではないです、もちろん元本が保証されてる訳ではないですが、大きく元本が毀損する事は起こりにくいと現時点では思っています。
2018/2/22 21:00 一部加筆しました。
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毎日更新を楽しみに拝読しています。わたしはラッキーバンクに200万ほど投資しているのですがこの記事はわたしを安心させてくれました。憶測で悲観をあおる記事やコメントがおおいなか、大変ありがたいとおもいました。ありがとうございました。
ご丁寧にコメントありがとうございます。
今後とも宜しくお願いします。
ロドスタ様
大変参考になる記事を掲載していただきありがとうございます。
当然、投資は自己責任と自覚しておりますが・・・
私など、鬱々と心配しているだけでどうしたらよいのかオタオタしているだけです。
ましてや、LB社に何を確認したり質問したりして良いのか見当も付きませんでした。
そんな中での今回の記事、感謝感激です。
引き続きのブログ運営を楽しみにしております。
ご丁寧にコメントありがとうございます。
今後とも宜しくお願い致します。
いつも拝見しております。
きっちり対応して下さっているので心配はないのかなと思っております。
やはりこういう時でも担保があると安心と考えていいのでしょうか。
みんクレのときのようにはなりませんよね^_^;
もちろん私も保証はできないですし、あくまで私の考えですが
不動産市況が現状の好況、債権売却をしない、事業を継続する前提であれば
第一順位の不動産担保があり、流動性のある地域なので、最悪のケースでも元金の70%とかの損失で済むのではと考えています。
ラッキーバンク本体の財務面も、これだけの会員数や集金力があるので、資本提携、M&A等の可能性もあると思います。
上記あくまで私個人の考え推測です。
虎の威を借る狐の様でアレですが、LCレンディングの山中社長のブログ、2018年2月22日のコメント欄にも
以下の様に書かれています。