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みんなのクレジットとラッキーバンクの行政処分内容を比較

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みんなのクレジットとラッキーバンクの行政処分内容を比較

今回はみんなのクレジットとラッキーバンクの行政処分内容を少し掘り下げて、読み返してみたいと思います。

 

こちらの2つから引用しています。

 

株式会社みんなのクレジットに対する行政処分について 2017年3月30日

ラッキーバンク・インベストメント株式会社に対する行政処分について 2018年3月2日

 

みんなのクレジットの処分内容    

貸付先について誤解を生ぜしめるべき表示をする行為

貸付先の審査の段階から、甲グループへの貸付けを予定していたにもかかわらず、ウェブサイトにおいて、ファンドが複数の不動産事業会社等に対し貸付けを予定しているかのような表示をし、貸倒れリスクが分散されているかのような誤解を与える表示を行った上で、顧客に対し、出資持分の取得勧誘を行っていた。

    株式会社みんなのクレジットに対する行政処分について

ポイント1 実際は貸付先は甲グループなのに分散しているかの様な誤解を投資家に与えた。

 

 

担保について誤解を生ぜしめるべき表示をする行為    

設定された担保の大半が甲の発行する未公開株式となっており、中には担保が設定されていない貸付けも存在する状況となっている。

 このように、当社は、甲グループの信用リスクが顕在化した場合には価値が大きく毀損する甲の発行する有価証券を担保としているほか、貸付けの中には担保設定していないものが存在しているにもかかわらず、ファンドの貸付債権が保全されているかのような誤解を与える表示を行った上で、顧客に対し、ファンドの出資持分の取得勧誘を行っている。

   株式会社みんなのクレジットに対する行政処分について

ポイント2 中には担保の設定がされていないものがあった。

 

当社の業務運営について投資者保護上問題が認められる状況

 

ア  ファンドの償還資金に他のファンド出資金が充当されている状況

 当社が取得勧誘を行ったファンドのうち、既に償還された17本のファンドの償還金の原資を検証したところ、10本について、他の償還期限が到来していないファンドの資金が償還金に充当されている状況が認められた。

イ  当社のキャンペーンにファンド出資金が充当されている状況

 当社は、ファンドの募集を開始して以降、キャッシュバックキャンペーンと称して、顧客に現金を還元しているが、当該現金還元の原資を検証したところ、甲へ貸し付けたファンド出資金が当社に還流して充当されている状況が認められた。

ウ  白石伸生代表取締役(以下「白石代表」という。)がファンド出資金を自身の借入れ返済等に使用している状況

 白石代表は、当社が甲に貸し付けたファンド出資金について、甲の社員に指示を出し、自身の預金口座及び自身の債権者に送金させている状況が認められた。

エ  甲グループの増資にファンド出資金が充当されている状況

 甲グループの一部の会社は、甲グループの他の一部の会社を引受人とする増資を行っている。当該増資については、ファンド出資金が甲グループ内で貸付け、借入れが繰り返された後に充当されている状況が認められた。

   株式会社みんなのクレジットに対する行政処分について

ポイント3 ファンドの募集に書かれている資金使途と違う目的での利用があった、白石伸生氏個人への流用もあった。

 

当社の業務運営について投資者保護上問題が認められる状況 貸付先の財務状況

オ  ファンドからの借入れを返済することが困難な財務の状況

 当社は、ファンド出資金の最大の貸付先である甲が、平成28年5月末から同年11月末の間、毎月多額の損失を出し続け、累積赤字を増加させており、同年8月末から同年10月末においては債務超過の状態にあったことを認識していた。甲は、同年11月末、上記エの増資により債務超過状態を解消しているが、一方で、同年5月以降、ファンドから毎月多額の資金を借り入れていたことから、同年11月末時点における短期借入金が流動資産を大きく上回る状況となっている。

 また、平成28年11月末時点における甲グループ全体の財務状況についても、短期借入金の総額が流動資産を大きく上回っている状況となっていることから、ファンドからの甲グループへの貸付けは返済が滞る可能性が高い状況と認められる。

株式会社みんなのクレジットに対する行政処分について

 

ポイント4 貸付先が既に債務超過に陥っている、しかも文面から大幅に陥ってると読み取れる。

 

ラッキーバンクの行政処分内容   

 

貸付先の審査につき誤解を生ぜしめるべき表示をする行為

当社の貸付審査の状況を検証したところ、X社より提出された財務諸表において、売却契約の締結に至っていない物件を売上に計上するなどして、純利益や純資産が水増しされているにもかかわらず、これを看過していたほか、X社が手掛ける複数の不動産事業について事業期間が延長となる事態が発生し、この間、X社は売却資金を得られず、同29年3月以降に償還期日を迎えるファンドに係る借入金の返済が困難な状況となっていることを認識したにもかかわらず、その後もX社を貸付対象先とするファンドの募集を継続している。

ラッキーバンク・インベストメント株式会社に対する行政処分について

 

ポイント1 売買契約の締結に至ってない物件を売上に計上、売却資金が得られず返済が困難な状況であるのにX社へ貸付を実行した。

 

担保物件の評価につき誤解を生ぜしめるべき表示をする行為   

「不動産価格調査報告書」を当社ウェブサイト上の募集要領に掲載しているが、当該報告書は、正式な不動産鑑定評価を行った上で作成されたものではなく、対外的に公表できない不動産価格をウェブサイト上に掲載し、ファンド出資持分の募集を行っている。

ラッキーバンク・インベストメント株式会社に対する行政処分について

 

ポイント2 正式な不動産鑑定評価ではない対外的に公表できないものを公開した。

 

両社の比較

文字にすると、長くなるので表にしてみました。

 

 

ファンド資金流用

これは分かり易いですね、みんなのクレジットは完全に指摘されています、対してラッキーバンクはこの点は指摘がないです。

 

担保価値そのもの    

みんなのクレジットは行政処分の説明文の中に”ファンドの貸付債権が保全されているかのような誤解を与える表示”との指摘はあります、ある意味担保価値そのものに対する指摘だと私ロドスタは解釈しました。

 

ラッキーバンクは”対外的に公表できない不動産価格をウェブサイト上に掲載”と指摘されています、これは「ラッキーバンクに電話してみた 貸倒れリスクは?金融庁の処分は?」でも書いた様に、”国土交通省ガイドラインに沿った不動産鑑定書と、当社が扱った不動産価格調査が誤認されてしまう恐れがある掲載を行った。”ということであり、担保価値そのものには問題ないということです。

 

 

貸付先財務状況

みんなのクレジットに関しては貸付先が大幅に債務超過に陥ってると書かれていますが、ラッキーバンクにはその指摘はありません。

ラッキーバンクは債務超過という踏み込んだ指摘はないですが、複数の不動産事業について事業期間が延長となる事態が発生との指摘があり、該当ファンドは償還できない状況であった事が指摘されています。

この点は”けにごろうのはじめてのソーシャルレンディング日記”に分かり易いQ&Aが書かれていましたので引用させて頂きたいと思います。

Q:「X社が手掛ける複数の不動産事業について事業期間が延長となる事態が発生し、この間、X社は売却資金を得られず、平成29年3月以降に償還期日を迎えるファンドに係る借入金の返済が困難な状況となっていることを認識したにもかかわらず、その後もX社を貸付対象先とするファンドの募集を継続している。」というのはどういうことか。

A:これは、例えば12ヶ月のプロジェクトにおいて、12カ月の間に工事の延期・計画の変更・契約決済日の延期、販売価格改訂による販売期間の延期、といった原因で6か月期間程が延びる、といった事態が起こった時に、売却時期が借入期間である12ヶ月を越えてしまうので、返済期日に返済原資が得られないといったことを指している。
当社としても物件の進捗状況は適時確認していたので、状況は把握しており、売却できる時期についても想定できた為、借り換えのための資金を募集した。
ただ、指摘を受けた時点では、サイト上で借り換え資金であることなどを明記していなかったケースがあり、それについては現在、募集要項には明記させていただいている。
進捗中の不動産物件についても同様であり、現地確認などを行ない、状況を把握している

参照 けにごろうのはじめてのソーシャルレンディング日記:http://kennygorou931.blog84.fc2.com/blog-entry-952.html

 

投資者保護上問題

行政の文書と言うのは、使う単語とかで事の重大性が変わります、ここでは”投資者保護上問題”という単語がそれにあたると私ロドスタは考えます。

 

財務省の第二種金融商品取引業者に対する検査の現状について、というパワーポイントの中にも”投資者保護上問題”という単語が使われています。

 

 

  http://www.t2fifa.or.jp/event/pdf/20150205-3.pdf

 

みんなのクレジットの場合、”投資者保護上問題”という単語が項目名に使われていますが、ラッキーバンクの場合使われていません。

 

まとめ

ラッキーバンクのやった事は当然、褒められる事ではないです、しかしこうして、みんなのクレジットとラッキーバンクの行政処分の内容を読んでみると、流石にラッキーバンクをみんなのクレジットと同じ穴のムジナと決めつけるのは、行きすぎだと私ロドスタは思います。

 

 

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コメント

  1. わくわくさん より:

    みんなのクレジットの配当で疑問点があります。
    税理士先生にお尋ねしたのですがみんくれの税金の区分が雑所得ではなく
    未公開株の配当になっていたのです。
    みんなのクレジットはソーシャルレンディングに投資してるように見せかけ
    実は親会社の未公開株に投資していた可能性があります。

    1. ロドスタ より:

      コメントありがとうございます。

      貴重な情報ありがとうございます。

      記載いただいた点について、私では判断できないです。

      ただ通常、借り手も配当として出すより、金利で支払した方が経費となるので有利なはずなのですが。。

      たんなる処理ミス、記載不備の様な気もします。

  2. akira より:

    ロドスタさん、泣きたいです。大量にラッキーバンクに投資したので、泣きたいです。ますますやばいと思います。

    1. ロドスタ より:

      最後まで、分からないのですが、ラッキーバンクが誠実に対応してくれ、不動産市況も好調であれば、そんなに大きく元本毀損する事はないのでは
      と私は考えています。

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